消費者金融が広く定着した理由

今から約五十年近く前に消費者金融は誕生しました。現在も銀行に比べると高金利ですが、それは昔から変わらないことで、当時も超が付くほど高金利だったようです。ですが、それにも関わらず消費者金融は広がっていきました。


消費者金融の歴史

それはなぜかって、銀行など、当時一般的だった金融機関は個人向け融資を行なっていませんでした。そこに目を付けたのが消費者金融です。通常必要な保証人や担保などがなくても個人への融資を始めました。お金が必要なのに銀行から融資を受けられなかった個人のお客たちが殺到したというわけです。➡低金利から選ぶ消費者金融
消費者金融は当初、サラリーマン向けの会社が多かったため、「サラリーマン金融」などと呼ばれていました。そこから派生して現在も使われる「サラ金」という言葉が定着したわけです。ですが、前にも書きましたが、高金利の貸し付けの為、中には返済不能に陥る人も少なくはなかったようです。そこから「サラ金地獄」という言葉がはやり、急激にサラ金のイメージが悪くなりました。今もその名残で「サラ金」というと悪徳業者をイメージする人も少なくはないでしょう。その後、サラ金ではなく消費者金融という呼び方が一般的になり、超高金利や乱暴な取立ては一部の裏業者だけとなったようです。


改善されたイメージ

現在では、キャッシングと言われ、大手企業はテレビCMまで放送しています。これによって悪いイメージは薄れ、女性までもが多く利用するようになりました。