利息制限法

2005年7月19日に、最高裁判所より重要な判決が消費者金融に対して出されました。では、この件についてご説明いたしましょう。


消費者金融の金利計算

例をあげてみましょう、消費者金融から、100万円を年30%の金利で借りたとしましょう。すると、年間30万円の金利を払うという事になります(100万円×30%=30万円)。
ところで、利息制限法によると、元金が10万円から100万円の場合、金利を年間15%以上とることはできないのです。15%を超過して金利を取った場合に関しては無効と定められています。ですので、年間15万円を超えて金利をとるということはできないことになっています(100万円×15%=15万円)。上記から考えると、こちらに関しては、30万円から15万円を引いた差額の15万円に関しては、法にのっとると、消費者金融は差額金利15万円を受け釣ることはできないのです。


計算から最終的に払う額を知る

年間で15万円違うということは、消費者金融との取引が長くなればなるほど、消費者金融の金利での元金と、利息制限法での元金は、だいぶ違ってきてしまうのです。➡おすすめ消費者金融のレイク
もし、何十年もの取引があったとすると、消費者金融の金利計算では元金が残っていたとしても、利息制限法にのっとった計算だと、元金が0になっているということも有り得るのです。